21日は多くの小学校で出校日でした。
今月8日の大雨で被害を受けた姶良市の竜門小学校では通学に影響が出ている児童もいます。
(1年生 蓬原時愛くん)「あそこが壊れてなかったら、すぐ(学校に)行けたはずです」
1年生の蓬原時愛くんと兄で5年生の來夢さんです。通学にいつも使っていた学校の前の橋は、今月8日の大雨で流されてしまいました。
(5年生 蓬原來夢さん)「(いつもは橋を)渡って、そのまま学校に着く。めっちゃ遠回りです」
いつもは歩いて15分ほどで学校に着きますが、う回路を使うためいつもより1時間以上早く自宅を出発。学校まで50分かかりました。
(5年生 蓬原來夢さん)「朝早起きして、準備してここまで歩くのは結構疲れました」
48人が通う竜門小学校。全校朝会では西耕治校長が今回の大雨について写真や動画を使いながら改めて備えや自分の命を守る行動について話しました。
(竜門小学校 西耕治校長)「私たちは子どもたちが中心になりますので、学校生活が少しでも心が和らいで、通常のかたちに早く戻れるように努力をしていきたい」
鹿児島市の山下小学校です。21日朝は雨が降る中、子どもたちは傘を差しながら、宿題や工作を持って登校しました。
(5年生)「赤電話をモチーフにした貯金箱(を作った)。(材料は)牛乳パックと受話器部分は粘土、コードはモールで作った」
6年生の教室では久しぶりに会う友達と夏休みの思い出を話していました。
「九州大会に行ったり、遠征でサッカーをした」
「慰霊祭にいった。平和の尊さを改めて感じた」
「予習をしたり、遊んで(2学期も)頑張る」
2学期は来月1日から始まります。