■日焼け止めに書かれる「SPF」や「PA」の意味

紫外線予防には日焼け止めが有効ですが、日焼け止めに書かれている「SPF」や「PA」の意味、きちんと理解して使っていますか?

山形大学医学部 皮膚科学講座 紺野隆之 准教授「『SPF』はUVBに対する防御の指標。『PA』は、UVAの防御の数字」

UVAは、皮膚の深いところまで届く紫外線のことで、シワ、たるみの原因になります。それを防ぐのが「PA」です。

一方、UVBは、皮膚の表面まで届く紫外線のことで日焼けやシミ、皮膚がんの原因となるもの。それを防ぐのが「SPF」です。

「PA」はプラスの数が多いほど、「SPF」は数字が大きいほど防御の力が強くなりますが、正しく塗らなければ効果は十分に発揮されません。