けさ発生した台風12号について、気象庁は「あすにかけて九州に上陸し、九州南部では大雨となるおそれがある」として、厳重に警戒するよう呼びかけています。

気象庁によりますと、けさ発生した台風12号は正午現在、鹿児島県の西の海上をゆっくりとした速度で東に進んでいて、あすにかけ九州に上陸するおそれがあります。

この影響で奄美地方を除く鹿児島県では、きょう夕方からあす夕方にかけて線状降水帯が発生するおそれがあり、あす正午までの24時間の雨量は多いところで250ミリと予想されています。

気象庁 大気海洋部予報課 長田栄治 予報官
「これから夜にかけて雨が強まります。雨がまだ弱いうちに避難していただくか、ハザードマップなどを確認して、どこに逃げたらいいのかという準備をしていただければと思います」

気象庁は、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒するよう呼びかけています。