これまで10ヘクタールでコメ栽培→「今年は全体の6%」
輪島市町野町の金蔵地区でコメを育てる山下祐介さん。値上がりを歓迎する一方で、手放しに喜べない事情があります。
コメ農家・山下祐介さん「田んぼが崩れているという被害もあれば、形を留めているが田んぼが波を打っているとか…」

2024年の地震の前まではおよそ10ヘクタールの面積でコメを栽培していた山下さんですが、2025年作付けできたのはわずか6パーセント。
さらに追い打ちをかけるのが…

コメ農家・山下祐介さん「これです。7日の朝。とりあえず応急で押さえてもらって」
8月、石川県内を襲った大雨でも田んぼのあぜが崩れる被害が。
地震で収穫量が大きく減る中、山下さんはコメの値上がりには複雑な思いを抱えています。