盛岡市出身の画家深沢紅子と周囲の人たちとの関わりに焦点を当てた企画展が市内の美術館で開かれていて、20日は達増岩手県知事が来館し作品を鑑賞しました。

企画展が開かれているのは、盛岡市紺屋町の「深沢紅子 野の花美術館」です。今回の企画展「画家・深沢紅子をかたちづくるもの」では、日本の女流画家の草分け的存在でもある深沢の岩手の美術教育に貢献した足跡に触れることができます。20日は達増知事が来館し作品を鑑賞しました。展示では達増知事の祖母が会長を務めていた手作り人形の会の会報誌の装丁を深沢が手がけていたことも紹介されていて、真剣な表情で見入っていました。この企画展は、今年の11月19日まで開かれています。