福岡市の学校給食に民間のアイデアを取り入れようと市の教育委員会が立ち上げたプロジェクトチームの2回目の会合が開かれました。

20日午前、福岡市役所に集まったのは、料理研究家や飲食店経営者など「もっとおいしい給食プロジェクト」のメンバー6人です。

福岡市の小学校の給食をめぐっては、今年4月、主菜が唐揚げ1個の献立の画像がSNSに投稿され、「少なすぎる」と批判が相次ぎました。

メンバーは献立の工夫や地産地消の推進について意見交換しました。

料理研究家 SHIMAさん
「目で見ておいしそうと思える色が3色ある。緑と赤と黄色。赤色足したいならこんな食材があるよとか、緑だったらこんなのあるよとか、そういう工夫をしてもいい」


メンバーからは、一つの皿に盛り付ける「ワンプレート」にしたりサンドイッチなど自分で作るメニューを取り入れて楽しさを演出したりするなどの提案がありました。

市教委はこれまでに出された意見をまとめ、できるところから速やかに改善していくとしています。