NEXCO東日本新潟支社は19日、お盆期間の高速道路の交通状況の速報値を発表し、新潟県内は前年と比べ、交通量が微減したことが分かりました。

NEXCO東日本新潟支社によりますと、8月7日(木)~17日(日)のお盆期間における各高速道路(代表区間)の1日あたりの平均交通量は2万3200台で、前の年と比べて1.3%減少したということです。

交通量が増えたのは、日東道の新潟亀田IC~新潟東SICの間と中条IC~胎内SICの間、それに磐越道の三川IC~安田IC間で、そのほかの区間は前の年を下回りました。また、5km以上の渋滞は発生しなかったということです。

NEXCO東日本の“新潟支社の渋滞予報士”田邊臣人さんは交通量が減少したことについて、「全国的な悪天候が重なったことで、全体としては『微減』となった」と分析。そのうえで「去年と比べてお盆休みの取り方が変わったことで交通量が分散し、大きな渋滞が発生しなかった」としています。

なお、交通量は下り線で9日(土)、上り線で16日(土)にそれぞれ最大となったということです。