松本市の松筑建設は、8月7日に長野地裁松本支部から破産手続き開始決定を受けました。
民間の信用調査会社・帝国データバンクによりますと、松筑建設は1964年1月に創業した土木工事会社で、1996年12月期には年間の売上高およそ3億5700万円を計上していました。
しかし、同業者との競合などから受注が低迷し、収益が悪化。資金繰りがひっ迫して支払い面に支障が出たことから対外的な信用が失墜し、2006年ごろには実質的に事業を停止していました。
今回は代表が高齢となったことから債務を整理するため、法的措置をとることになったということです。
負債はおよそ3億5000万円だということです。