近年、猛暑の影響で、マンゴーやドラゴンフルーツなど「南国フルーツ」が関東で続々と栽培が進んでいるようです。
ライチも自宅で栽培できる! 苗木の売り上げ増加中
山形純菜キャスター:
関東でも南国フルーツ、たとえばライチも自宅で栽培できるということです。

千葉市の「千の葉ライチ」の松井元義さんは「近年の暑さで育てやすくなり、ライチの苗木を購入する人も」と話しています。
ライチの苗木は、1本1万2000円~5万円ほどするということです。買ってから2~3年は実がつきませんが、5万円の苗木は4~5年経っており、一度すでに実がなっているため、すぐ育てやすいということでこの価格なのかもしれません。
岡山県在住の小林さんは、「生のライチが食べたい」ということで苗木を購入。これまでも育てたことがあるそうですが、苦労していることは「温度管理」だと話していました。
庭にビニールハウスを建てており、冬は岡山でもやはり寒くなるため、暖房をつけて約20度を維持。夏は水を噴霧して温度を下げたり、換気ファンを作動したりして暑さを乗り切っているとのことでした。
2025年に買ったばかりなので、実がなるかどうかは2026年の初夏が楽しみだということです。
そして、群馬県でもバナナを栽培しているといいます。

2023年から、道の駅「まえばし赤城」では「まえばしバナナ」を栽培しています。
【まえばしバナナ】1本356円~
品種:グロスミッシェル
特長:もっちりとした食感、すっきりとした甘み、無農薬で皮ごと食べられる
なぜ群馬県前橋市でバナナ栽培をしているのかというと、前橋市は日照時間が長く、水源が豊富で、バナナの栽培に適した環境だといいます。担当者は「バナナを前橋市の名産にしたい」と話していました。