アイゼンやピッケルを使いこなす技術が…
県警山岳警備隊で20年以上活動し、隊長も務めた山岳安全課の柳澤義光次席はことしの事故の傾向について。
富山県警山岳安全課 柳澤義光次席
「ことしの傾向をみますと、転落滑落といった遭難がやや増えているのかなと」「特に今回の剱岳の場合は夏場でも雪渓、雪が残っている場所もありますので、例えばアイゼンとかピッケルとか。ただ持っていくだけではなく、それを使いこなせるだけの技術をしっかり付けていただいて入山していただきたいなと」

県警によりますと17日までの山岳遭難事故の発生件数は108件と前の年の同じ時期より25件増加しているということです。

また、去年1年間でみると、127件の山岳遭難事故のうち65件が7月8月の夏山シーズンに集中しているということです。