保護ネコが増えている理由とは?

新潟市の動物愛護センターに併設する『どうぶつふれあいセンター』で保護しているネコの数が増え、飼育スペースが“満杯”の状態に陥っています。

この日、譲渡を待つ子ネコ専用の部屋にいたのは、春に生まれた子ネコ11匹。
新たな飼い主を待ち、ケージの外を眺めています。

【新潟市動物愛護センター 榎本期子さん】
「多数が、もともと外でエサやりの人からエサを貰って大繁殖した猫たちの一部」
「ほぼ満杯の状態。毎日のように相談の電話が掛かってきている状態でその子たちを受け入れられないということに」

いま施設内の飼育スペースは、譲渡率が低下して空きがない状態です。
2025年の子ネコの収容数は、8月15日現在で110匹。収容が多かった前年の3分の2ほどにおさまっていますが、譲渡できたネコの数が半減しているのです。