青森県の下北地方最大の夏祭りとされる「田名部まつり」が、18日に始まり豪華絢爛な5台の山車(やま)が、むつ市内を練り歩いています。

このうち、2025年の当番山の「猩狌山(しょうじょうやま)」を運行する小川町の義勇組は、山車に御神体を乗せたあと午前8時過ぎに、町内の集会所を出発し、笛や太鼓のお囃子にあわせて練り歩きました。

その後、曲がり角に差し掛かると、引き手たちは大きな「かけ声」とともに勢いよく方向転換をし、沿道に駆けつけた人たちは豪華絢爛な山車の姿を写真に収めるなどして、見入っていました。

東京から帰省した人は
「毎年祭りに合わせて東京から帰ってきています。時間・場所によってお囃子が変わるのもいい」

田名部まつりは明後日20日まで行われ、最終日の夜に2026年の再会を誓う「五車別れ」でクライマックスを迎えます。