お盆の期間中、ふるさとや行楽地で過ごした人が多くいるなか、東海道新幹線を利用した人の1日の平均が過去最高となったことがわかりました。

JR各社によりますと、お盆期間に新幹線や在来線の急行を利用した人はおよそ1317万9000人と、前の年と比べて8%増加するなど、全国的におおむね好調となりました。

JR東海によりますと、東海道新幹線はおよそ410万人が利用し、前の年と比べて13%増え、1日の平均輸送量として過去最高となりました。また、JR東日本の東北新幹線や在来線などの主要路線ではおよそ475万人が利用し、前の年と比べて7%増加しました。

JR東日本は、去年と比べて比較的天候が安定していたことや、青森市や盛岡市、北陸地方などへのインバウンド需要が好調の要因だとしています。

また、空の便ではハワイ路線など国際線が好調で、全日空は前の年と比べておよそ13%増加、日本航空も10%増えるなど、夏休みを海外で過ごす人たちも多くみられました。

一方、国内線でも万博開催中の大阪など関西方面や、新しいテーマパークが開園した沖縄などが人気でした。