国連欧州本部でのスピーチで核兵器廃絶などを訴える県内の「高校生平和大使」の2人が18日、岩手県庁を訪れ、達増知事に決意を表明しました。

県庁を訪れたのは、高校生平和大使の盛岡北高校2年の小笠原妙衣さんと、一関第一高校2年の澤田麻椰さんの2人です。高校生平和大使は1998年に始まった高校生による平和運動で、震災後は県内からも国連欧州本部への派遣が続けられています。出発を前に2人は達増知事と懇談し、平和への決意を表明しました。

(澤田さん)
「暴力とかで物事を解決するんではなくて、言葉の力を使ってお互いの国を助け合うような平和な世界にしていけるよう頑張っていきます」

2人は8月30日に岩手を出発し、9月2日にスイスのジュネーブにある国連欧州本部でスピーチを行います。