価格の高騰が続くコメについて、減反から増産に転じた政府の方針を受けて、福島県の内堀知事は18日、具体的な政策を示すよう求めました。
価格の高騰が続くコメについて政府は、8月、増産に舵を切る方針を示しました。政府はこれまでコメは足りているとして事実上の減反政策を進めてきましたが、コメ不足を認め、増産する方針に転じました。
これを受けて、内堀知事は「生産者が安心してコメ作りを続けられることが重要」としたうえで、政府に対して次のように求めました。
内堀知事「需要と供給のバランスを踏まえながら、具体的な増産の目標について丁寧に議論を重ねて、輸出の拡大も含めた新たな政策パッケージを明確に示してほしい」
県は、今後も生産者や新規就農者に対する支援を続けることにしています。