米ロ首脳会談が開催されたアラスカ州にあるホテルのプリンターから会談に関する機密文書が見つかりました。アメリカ側の職員が置き忘れたとみられています。
アメリカの公共ラジオ「NPR」によりますと、15日の朝、トランプ大統領とロシアのプーチン大統領の会談が行われたアメリカ軍基地の近くの高級ホテルで、宿泊客が会談に関する文書を見つけました。
全部で8ページで、共用プリンターに置かれていたということです。
文書には会談の進行予定などが書かれていて、実際にはキャンセルされた昼食会のメニューや座席表などの情報も含まれていたとしています。
この報道について、ホワイトハウスの副報道官は文書が本物であることを認めたうえで、「セキュリティーに問題があると言われるのは滑稽だ」などとして、機密情報の漏洩にはあたらないとの認識を示しました。
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