記録的な大雨による熊本県内の被災状況を把握するため 木村知事が16日、天草地域を視察しました。
木村知事は16日、JAあまくさのみかん選果場や土砂崩れがおきた現場などを訪れ、被害状況を確認しました。
これから極早生みかんやデコポンなどの出荷を控えている選果場では、担当者から選果機が水に浸かり 稼働できないことなどの説明を受けました。
早期米の出荷をしているJAあまくさのライスセンターでは、パレットでかさ上げを試みましたが 出荷前の玄米約8トンが水に浸かったということです。
「天草地域の特徴として床上床下浸水の住家被害が多かったということで、応急仮設住宅などの整備も含めて 天草市と連携して対応していきたい」(木村敬知事)
天草市では900戸を超える住宅が浸水し 被害が広範囲に及んでいます。