北アルプス立山連峰の標高2720メートル付近の龍王岳南壁で、69歳の男性がロッククライミング中に落下し胸部の骨を折る重傷です。

上市警察署によりますと、15日午前8時30分頃、北アルプス立山連峰の龍王岳南壁で、ロックライミングをしていた愛知県の配送業の69歳の男性が、約3メートルの高さから落下しました。

男性が肩の痛みを訴えたことから同行者が110番通報し、山岳警備隊員が男性を救助し室堂警備派出所まで同行。男性はその後、自分で下山し富山市内の病院を受診。胸部の骨を折る重傷とみられます。

現場は、登山道から15分から20分ほど離れた場所で、男性は龍王岳の頂上を目指して登りはじめた際にバランスを崩し落下したということです。