大分市の県護国神社で15日、今年も戦没者を追悼する「みたままつり平和祭」が行われました。

大分市の県護国神社で行われた「みたままつり平和祭」には県内の遺族らおよそ500人が参列しました。式典では参列者の代表が「私たちのような遺族を2度と出さないように平和の大切さを語り継いでいく」と述べました。参列した人たちは玉ぐしを奉納し、県出身の戦没者4万4458人を追悼しました。

(参列者)「これは父がビルマから出してくれたハガキです。あと何年参れるかわからないが参ろうと思って来た」「世界各国でいろんな争いがあるので早く終わってほしい」

終戦から80年。県遺族会連合会も高齢化が進んで、会員数は現在およそ6000人と年々減少しています。