23年ぶりの対面です。
山口県宇部市の小学校の卒業生らが14日、卒業前に埋めたタイムカプセルを掘り起こしました。
川上小学校には2001年度の卒業生18人が集まり、23年前に埋めたタイムカプセルを掘り起こしました。
二十歳を迎える年に開ける予定でしたが、都合が合わず卒業生は36歳の年に。
埋まったままのタイムカプセルを原田直輝さんの呼びかけで掘り起こすことになりました。
原田直輝さん
「卒業から時間もたっているので、集まってくれるだけでありがたいですし、こうやってやってくれて本当にうれしいです」
「百葉箱の周り」という記憶を頼りに掘りますが、なかなか見つかりません。
卒業生
「全然記憶になくて、出てくるんかなって感じです」
当時の担任
「形として残っているかが心配・・・」
作業を進めること40分。見つけました。
当時の担任
「百葉箱の下か、後ろまだ掘ってなかったからそれで後ろ掘ろうかなって思って、掘ったら、一発でしたね」
タイムカプセルからは、二十歳の自分に宛てた手紙や写真などが出てきました。
卒業生(夢は薬剤師・現在は製薬会社に勤務)
「夢に向かって突き進めって書いてあります。変わってないです。その通りになりました」
卒業生
「36歳の年にできたからこそ、これだけみんな感動してるのかなと思います」
タイムカプセルは年末年始に開かれる同窓会で改めて開封される予定です。