開会3日前の美術館

RKB 堺恭佑記者
「絵画に映像作品、そして空間芸術と表現方法が多岐にわたる近現代アートは、一つ一つを展示するのも大変な作業です。その展示作業、開会前に見せてもらいました」


開会を3日後に控えた7月の休館日。

会場では作品の展示作業が進められていました。

福岡アジア美術館 学芸員 佐々木玄太郎さん
「これで完全じゃないんです。まだちょっとした小道具が出てきたりとか砂を撒いたりとか」


こちらはインドのアーティストと先住民の彫刻職人3人が共同で制作した作品です。

学芸員 佐々木玄太郎さん
「過去の写真を参考にしながらこうやって、どういう配置だったかを思い出しつつ、再現していくんですけど。こんな感じで昔の写真を全部引っ張り出してきて、壁にペタペタ貼って、調整していくような」

完成形のまま保管することができないため、展示の際に再現しなくてはいけません。