リニア新幹線の工事を巡り静岡県や大井川流域の自治体などでつくる協議会が8月13日、静岡県藤枝市で開かれました。県の専門部会で水資源の対話が完了したことを受け、JR東海が田代ダムの取水抑制案などを説明しました。
<静岡県 平木省副知事>
「懸念とか、あるいは課題感があるとか、議題にかかわらずご指摘いただけたらと思います」
13日に開かれたのは、県や大井川流域の自治体、地元の利水団体でつくる大井川利水関係協議会です。
6月に県の専門部会で水資源に関する対話が完了したことを受け、JR東海が工事により県外へ流出する水への対策である田代ダムの取水抑制案やリスク管理、モニタリング計画などを説明しました。
<島田市 染谷絹代市長>
「より一層理解が深まったと思います。また、それぞれの首長も疑念を持っていることなどの意見をしっかり言わせていただきました」
また、大井川流域の自治体からは、今後、国の関与についても具体的な協議を進めるべきとの意見が出ました。
注目の記事
水、食料、ガソリン、連絡手段…「1週間の防災対応」でやるべき備え 北海道・三陸沖後発地震注意情報が発表、去年の「南海トラフ臨時情報」発表時から学ぶ対応

【青森県東方沖地震】3メートルの津波って危険なの?津波は海面全体が持ち上がり襲ってくる…「波」と「津波」の違いと、津波が恐ろしい”その理由”

【青森県東方沖で地震】知っておきたい4段階の『長周期地震動』遠くまで伝わるゆっくりとした揺れ

災害用の備蓄品「何日分必要か」実例を紹介 4人家族「飲み水だけで84リットル」他に何が必要か

災害時の家族の「安否確認」どうする?伝言ダイヤル「171」 使い方を解説 地震発生時の“通信障害”に備えよう

北海道・三陸沖後発地震注意情報の発表基準となる「モーメントマグニチュード」って何? 通常のマグニチュードとの違いは?









