初めて受け取る「自分だけの誕生日ケーキ」
ある日、都内のケーキ店が準備していたのは、母親と二人で暮らす小学生・ゆずさん(仮名)に贈る誕生日ケーキです。
パティスリーQBG 新倉麻未さん
「取り組みの内容を聞いて、当店も協力できればなと。わくわくした気持ちになってもらえるようにケーキをお渡しできればなと」
母・うたさん「歩くの速い」
娘・ゆずさん「早く食べたいからさ」
自分の名前が入ったケーキを受け取るのは初めてです。
パティスリーQBGの店員
「素敵な誕生日をすごしてください」
初めて自分だけの誕生日ケーキに火を灯します。
娘・ゆずさん
「ハッピーバースデーって書いてあるんだよ」
初めて食べる誕生日のホールケーキ。

母・うたさん「気分はどうですか」
娘・ゆずさん「いい。(このあと)バレーボールで走るのが嫌になってきた」
母・うたさん「お腹いっぱいだから?」
娘・ゆずさん「ううん、違う。幸せだから」