13日午後7時ごろ、山口県周防大島町油良から出港したプレジャーボートが戻ってこないという内容の118番通報がありました。海上保安署などが捜索しましたが、午後9時半ごろ、乗っていた男性の無事が確認されました。

柳井海上保安署によると、プレジャーボートに乗っていたのは広島市安佐南区の男性(62)で、13日午前、妻に「試運転してくる」と言って出港したということです。男性が戻ってこないことから、妻が午後7時ごろ通報し、海上保安署などが捜索。午後9時半ごろ、周防大島町内で男性が歩いているところをパトロール中の警察官が見つけて保護しました。男性にけがや体調不良はないということです。

男性の説明によると、プレジャーボートの燃料がなくなり、オールを使ってボートをこぎ、砂浜に到着。携帯電話を持っていなかったことから、帰ろうと歩いていたところを保護されたということです。