スマホやアプリに慣れていない高齢者には利用のハードルが高いようです。そこで、天草市が考案したのが!?

天草市産業政策課 原田勇介さん「マイナンバーカードでのさりーを利用することができるというのが一番の特徴かなと。マイナンバーカードに現金をチャージして、マイナンバーカードで支払いができる。私が知る限り天草市を含めて全国で2か所だけ。全国でも画期的な先進的な取り組みかなと思っている」
マイナンバーカードでの支払いにも対応する、創業50年をこえる地元の中華料理店。 この日食事に来ていた橋本さんは、のさりーのマイナンバーカードユーザーです。
のさりー利用 橋本咲耶花さん「タッチ決済とか、ピッとすると思うが、あんな感覚で、簡単に置くだけでできるので、かなり手軽で、子どもを抱っこしててもサササっと支払いができるのですごく重宝している」
利用者に嬉しい一方で、のさりーを導入しているお店側は?
中華料理店「亜壽多」 藤本剛士さん「導入して手数料もかからないということで、お店に何の負担もないので助かっています。他の決済だったら結構、手数料とか引かれるので」
食料品スーパー「ショッピング熊本屋」 荒木清悟代表「のさりーのプッシュ通知で各お店の広告とかイベントとか出てくるので、そこかな違うところは」
様々な取り組みで、地域活性化の起爆剤として期待される天草のさりー。現在の利用者数は・・・?
天草市産業政策課 原田勇介さん「スマホ版を使っている人が約2万5000人。マイナンバー版を使っている人が約3600人。天草市の人口が今7万人ちょっとなので、もう少しで40%に届く。最終の目標はやはり地方創生の実現。そこに向けた手段のひとつとして活用をしていきたい」