Q)組織が変わって初めて監督交代となりました。意思決定のプロセスは?
フットボール強化部とは、本当に毎日のようにコミュニケーション、情報連絡を取りながらチームの様子だったり、練習の様子だったり、試合後のコンディションを連携してやっています。

また社外の取締役も含めて、情報共有をしながら、今こういう状況でというのは随時コミュニケーションを取りながらやっています。

Q)後任に柴田監督を選びました、柴田さんに任せるまでのプロセスは?
この世界ですので、監督の候補リストはいくつかあります。その中で実際に接触した人もいますし、話をした人もいます。

その中で柴田さんがやはり一番適任だなというふうに感じたのは、やはりコンサドーレのフットボールフィロソフィーで走る・戦う・規律を守る・その笑顔のために。

ミシャさんからの継承の部分、それからコンサドーレのパーパス、赤黒の輪で北海道の夢を繋ぐというところ。そこを一番体現してる人で一番表現している。

柴田さんはコンサドーレのアカデミーでずっと指導者としてやっていましたし、人柄の部分も含めて、今のコンサドーレに一番必要な監督だなと思って決めました。

Q)今回はあくまで短期的な、残りの今シーズンの目標達成のためにということ?
短期的な部分もありますし、一番大きいのはサッカー感かなと思っています。

今の選手たちは、攻撃的なサッカー、ミシャさんが残してくれたもの、あるいは見てる人も我々やってる人もですね、選手たちも楽しいサッカーですね、そういったところをこう表現したいという中で残ってくれた人がほとんどですので、そういった中でやっぱり認識のずれというのは、大きかったかなというふうに思っています。

Q)柴田慎吾新監督は、Uー18からの昇格になりました。引き抜いた形になるかと思いますが?
私は、アカデミー強化にも繋がると思っています。柴田さんはずっとアカデミーを見てきたので、アカデミーの選手でプロとしてできるのかという、アカデミーとトップチームとの交流というのは、今後ますます増えてくるかなと思います。結果的にはアカデミーの強化にも繋がってくるんじゃないかなと思っています。

Q)全国のサポーターに伝えたいことは?
私達は、J1昇格を諦めていないですし、そこが絶対的な目標としてありますので、あと13試合。数値的にはプレーオフ含めてまだまだ諦める数値ではないので、これから本当、秋田戦以降ですね、勝負になってくると思います。

実は今朝、選手コーチスタッフに向けても話をしてきたんですけれども、これから同じ船にのってチームとして戦っていこうと話しました。ある意味、同じ船に乗れないのであれば、去ってもらっても構わないと。

そういう強い覚悟を持って、やっていきたいなというふうに思いますので、サポーターの皆さんもぜひついてきてほしいと思います。