山口県岩国市の会社員の男性(50代)が、SNSで知り合った相手からうその投資話を持ちかけられ、現金800万円をだまし取られました。

警察によりますと男性は2月24日、Facebookに表示された投資に関する広告を通じて、証券会社の元社員を名乗る人物などと知り合いました。

その後、LINEでやりとりをしていたところ「投資分野に参入し、高度なAI技術を活用してデータサポートと分析を提供します」「こちらが紹介した株式の銘柄で発生した損失は補填サポートの対象となります」と、株の投資話を持ちかけられました。

話を信じた男性は4度にわたり、指定された口座に現金800万円を振り込みだまし取られました。

6月、投資でもうけた金を引き出そうとしたところ、高額な現金を振り込むように求めるメッセージが届いたことで不審に思い、警察に相談しました。

警察ではSNSで知り合った相手から投資やお金の話が出れば詐欺を疑い、すぐに警察や家族に相談するよう呼びかけています。