珍しい黄金ナマズが大分県中津市で見つかり、水族館「うみたまご」で展示が始まりました。

(八尋記者)「うみたまごに縁起のいい仲間が15年ぶりに加わりました。その正体は黄金のナマズです」

大分市のうみたまごで展示されているのは、遺伝子の突然変異により、黒い色素がないアルビノ個体のナマズで、7月に中津市を流れる山国川水系の用水路で見つかり、寄贈されました。

体長17センチ、メスの幼魚とみられていて、エサの食いつきがよく、健康状態は良好です。

(訪れた人)「黒だったら見たことあるけど、この色は見たことないからびっくりした」「初めて見ました。60センチ、70センチの大物になってほしい」

水槽の左角がお気に入りで、日中はじっとしている黄金ナマズ。うみたまごではこれまで大分県内で見つかったアルビノのナマズを2回展示していて、今回の展示は15年ぶりとなります。

(うみたまご魚類グループ 二宮育美さん)「私自身も初めて見たので神秘的に感じた。迫力があるぐらい大きく育ってくれたらうれしい」

ナマズは平均50センチ前後まで育つとされていて、黄金ナマズも元気な成長が期待されています。