石川県加賀市にある大聖寺川水系の九谷ダムと我谷ダムは、水不足のため13日から取水制限を行う予定でしたが、県によりますと、10日からの大雨で貯水量が回復したため、取水量の制限が見送られることになりました。
大聖寺川水系では猛暑と少雨が続き、九谷ダムと我谷ダムを合わせた貯水率は今月8日時点で38パーセントと、平年の78パーセントを大きく下回っていました。
県は8日、渇水調整連絡会を開き、13日から発電事業者や農業従事者に水の利用を控えるよう求めていました。
しかし、10日からの雨で貯水率が59パーセントにまで回復したことから、県は取水量の制限を見送ることになりました。