建設費用は当初より約700億円も増加…地元住民『いつ完成するの?』

 建設費用も、物価上昇や人件費の増加、安全対策の強化や土壌汚染の判明などの理由で、当初見込みの1613億円から2326億円まで膨れ上がっています。費用負担は国が約50.3%、大阪市が約41.2%、阪急が約8.2%です。こうした状況の中、地元住民は本当に完成するのかと疑念を抱いています。

 (地元住民)
 「私が淡路に引っ越すときにこうなりますと聞いて、娘が生まれるときやったんですよ。その娘がもう26歳なんで。もうすでに20年遅れている」
 「(Qいつになるのかなと?)みんなそう言っている、いつ完成するのって。じゃあ私たちはあと何年生きられるのみたいな。どっちが早いんやろみたいな」