松井一郎市長『実現できるように組織として総力をあげる』
危険行為が横行している開かずの踏切。踏切に進入する人たちにもちろん責任はありますが、工事を進めている大阪市はこの実態を放置するのでしょうか。
(大阪市 松井一郎市長 11月18日)
「開かずの踏切を無理やり開けることはできませんからね。やはりそこは工事が終了するまでの間は、交通規制やルールを守っていただいて、事故のないように一人ひとりが自覚を持ってもらうしかないと思います」
松井一郎市長は工事が終わるまで打つ手がないと言います。また工事が再び延期する可能性については次のように話しました。
(大阪市 松井一郎市長 11月18日)
「スピード感を持って進めたい。今はその日程で実現できるように組織として総力をあげます」
気になる高架工事の行方。今後、大幅に遅れる可能性は低いと都市計画の専門家である立命館大学の村橋正武上席研究員は指摘します。
(立命館大学総合科学技術研究機構 村橋正武上席研究員)
「用地買収がほぼ終りました。1年ずれるという可能性はありますけれども、これが5年ずれるということは私はもうないと思いますけどね」
20年近く遅れている淡路駅の高架工事。地元住民の期待を裏切らないためにも、さらなる延期は絶対に許されません。