物価高騰や運転士不足に対応するため、大分バスは今年10月から路線バスの一部区間で運賃を再び値上げし、10円から最大50円引き上げます。

大分バスはおよそ30年ぶりに去年3月、運賃を値上げしましたが、燃料をはじめ、さらなる物価高騰や運転士不足に対応するため、10月1日から再度の値上げを発表しました。

初乗り運賃と大分市内の均一区間は据え置きますが、それ以外は10円から最大50円の値上げで、平均4パーセント程度アップします。

主な値上げ区間は、大分市中心部から高城やトキハわさだタウンまでが20円の値上げ、パークプレイス大分や戸次までは40円の値上げ、大南団地中央などは50円の値上げです。

去年3月から1年半での再値上げについて、大分バスは運転士不足に対応するため待遇の改善が必要としていて、「利用客に負担をかけるが、路線維持のために理解してほしい」とコメントしています。

新運賃は9月初旬をめどにホームページ上に掲載される予定です。