10日午前、鹿児島空港にイギリス軍の戦闘機とみられる飛行機が着陸し、誘導路に停止しました。この影響で一部の飛行機の離着陸ができず、一時遅れが出ました。
10日午前11時半頃、イギリス軍の戦闘機とみられる飛行機が鹿児島空港に「予防着陸」しました。
イギリス軍の戦闘機とみられる飛行機は、滑走路わきの誘導路に停止し、この影響で、一時、鹿児島空港を発着する便に遅れが出ました。
その後、鹿児島空港に緊急着陸したのは、イギリスの戦闘機F35Bと分かりました。

防衛省によりますと戦闘機は日本やアメリカなど6か国の共同訓練に参加していて、韓国から、イギリス海軍の空母「プリンス・オブ・ウェールズ」に戻る途中の洋上で何らかの不具合が起きたということです。防衛省はイギリス軍に対し不具合の原因を報告するよう求めています。
12日にF-35Bは、誘導路から格納庫前に誘導され、13日現在も鹿児島空港内にとどまっています。
(追記)当初「米軍機とみられる」としていましたが、その後の取材で「イギリス軍機とみられる」に変更しています。