長崎に原爆が投下され、9日で80年です。
山口県山口市で追悼式があり、犠牲者に祈りをささげ、平和への思いを新たにしました。

式典は、県原爆被爆者支援センター「ゆだ苑」が毎年開いていて、被爆者らおよそ20人が集まりました。

原爆が投下された11時2分に合わせ、参列者は黙祷しました。


上杉和枝さんは、9歳のときに長崎で被爆しました。

上杉和枝さん
「亡くなられた方のためにも、核なんていうものを絶対に使っちゃいけないっていうことを伝えて生きていきたいと思っています」



式のあとは「原爆死没者之碑」に移動し、参列者は花を手向け、核のない世界を願っていました。