長崎に原爆が投下されてから9日で80年。犠牲者を悼む式典が、新潟市で行われました。

新潟市役所では長崎に原爆が落とされた午前11時2分に合わせて、およそ100人が黙とうを捧げました。

新潟県内で暮らす被爆者は43人まで減り、全国の被爆者の平均年齢は86歳を超え、高齢化が進んでいます。

【新潟県原爆被害者の会 西澤慶子事務局代表】
「若い人たち、大学生とか高校生とか中学生とか、そういう人たちも、もしそういう(被爆体験を聞く)機会があるなら聞いてもらって、それを今度は彼らが、つないでいくっていうことが大事なんじゃないかと思っています」

参加者は、核廃絶や平和への願いを込めて献花台に花を手向けていました。