■北朝鮮「核は娘世代の笑顔のため」核開発は今後どうなる

山形キャスター:
では世界中が注目すると思うんですが今後の核開発についてはどうなんでしょうか?
労働新聞は“後世の笑顔と夢のための平和を守る宝剣である”と今回の成功を位置づけました。核開発は北朝鮮の子どもたちの未来のためと報じています。
小谷教授は「娘世代に核保有の重責を背負わせることになっても、核戦力を増強する意志を示したのでは」と話しています。
ですから今後も核ミサイル開発続けていく意志を強調したのではないかと指摘しています。
李教授は核ミサイル開発継続に加え「ミサイル発射成功のタイミングで“金一族の血は途絶えない”と対外的にアピールしたのではないか」と話しています。
井上キャスター:
まだ幼い娘さんが大量殺戮兵器のミサイル発射をどういうふうに見ているのか。
教育アドバイザー 清水章弘さん:
一般的に考えたらミサイルってバイオレンスの極みだと思うんですよね。映画であったりドラマであったり、やはり適切な年齢になるまでは、接することを禁止するのが基本であるのにも関わらず、現場に連れて行くっていうのは想像を絶する世界だなというふうに感じます。
ホラン千秋キャスター:
こういった情報に幼い子どもたちが接することによって、やはり小さい頃から刷り込まれていくというものもあるんでしょうか。
教育アドバイザー 清水章弘さん:
それは確かにあると思いますし、逆に言えばそれが狙いなんじゃないかなと思いますね。要するに「代々我々はこの戦略で行くよ」っていうことをお子さんを出すことによって世界中にアピールしているってことですので、まさにそういう狙いもあるんじゃないかなと思います。