試技1回目で優勝 圧倒的な力を誇示

1回目でスナッチの優勝を決めると、早くも自分との戦いに。2回目で大会新記録の104キロを成功、3回目に申告したのは自身が持つ日本高校記録を1キロ超える112キロでしたが、これも難なく成功。日本高校新記録を樹立する圧倒的な実力を見せました。

試合後の天久星七選手:
「少し緊張したんですけど、いつも通りのフォームで自分なりにやろうと思って」

続くクリーン&ジャークも試技1回目で優勝を決めると、2回目は大会新記録となる128キロに成功。

トータル240キロで日本高校新記録を樹立しました。それを目撃した他県の選手たちからは、「ヤバいっす。言葉が出ないです…」とどよめきが漏れました。

最終試技では、クリーン&ジャークの日本高校新、135キロを申告した天久でしたがこれには失敗。次の試合に生かしていきたいと、さらに上を向いていました。

「オリンピック出場、金メダルを獲得することが目標」と、高い目標をはっきり口にする天久。スナッチとトータルで日本高校新記録を樹立し、インターハイ大会2連覇を達成し、次元の違う強さを見せつけました。