中国地方などで開催中の全国インターハイの現地リポート。今回は沖縄のお家芸、ウエイトリフティングで世界をめざす高校王者にスポットを当てます。1年生で去年のインターハイを制し、世界ユース選手権では5位入賞。同世代では国内敵なしの実力を誇る本部高校2年、男子55キロ級の天久星七(あめく・ほしな)選手です。
天久は小学生の頃から伸び続けていた記録が、去年10月から止まっていました。スナッチ111キロは、何度やっても成功しません。

天久星七選手:
「自分でも、やっていて、どうだったかなとか、よく分からなくなるときがあって。まだ自分のものにはできていないかなと思います。悔しいです。あんまり最近伸びていないので」
実力が伸びるほど、繊細になるフォーム。自分のフォームと向き合い、睡眠や食事、体のケアまで、毎日をウエイトリフティングに費やしました。すると…
比嘉敏彦監督と練習を重ねる中で、気づいたことがありました。