2026年に閉城することが決まっている広島城天守の来場者が、1300万人に達し、記念のセレモニーが行われました。

1300万人達成記念の代表に選ばれたのは、青森県から来た小学5年の廣谷鋼之丞さんです。廣谷さんは、剣道でインターハイに出場する兄を応援するために、家族で広島を訪れていました。
司会Q.
「青森にもお城があると思うけど、お城は好きですか?」
廣谷鋼之丞さん(小学5年)
「まぁまぁ」
広島城は、安土桃山時代に毛利輝元によって築城され、原爆で天守が倒壊しましたが、1958年に鉄筋コンクリート造りで復元されました。

2024年度の来城者は49万人超えで、2025度はさらに増える見込みです。その4割弱は海外からの旅行者です。
広島城 大村昭彦館長
「被爆80年というこの年に達成できたことは、感無量です」

広島城天守は、老朽化などにより2026年3月22日に閉城することが決まっています。