気象庁は7日に「大雨と雷及び突風に関する全般気象情報 第8号」を発表。日本付近には天気図上でほぼ動かず、長く“横たわる前線”がありますが、8日に低気圧がオホーツク海に進むとともに、この前線は本州の南岸から九州付近に停滞。その後、10日頃にかけて九州付近に停滞する見込みだということです。

また、8日~9日にかけては、北日本~東日本の上空約5500mに氷点下9度以下の寒気が流れ込むとみられており、前線に流れ込む暖かく湿った空気や日中の気温上昇も重なり西日本~北日本では、8日にかけて大気の状態が非常に不安定となる所がある見込みだとしています。このため、西日本~北日本では8日にかけて「大雨」となる所があることが予想されています。

また、気象庁は7日午後9時37分に「大雨と雷及び突風に関する全般気象情報 第9号」を発表しており、宮崎県と鹿児島県(奄美地方を除く)では、8日明け方~昼前にかけて『線状降水帯』が発生して、大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性があるといます。

「5日先までの雨と風の予想シミュレーション」を見てみても、8日、9日には九州に活発な雨雲がかかっているのがみてとれます。その後、10日~11日にかけては西日本を中心に雨雲がかかり続けており、天気が崩れる見込みです。

最新の天気予報や気象情報などに留意してください。

【5日先までの雨と風の予想シミュレーション】は、関連リンクからご覧いただけます。