鳥取県鳥取市の観光梨園。

新甘泉と二十世紀梨を梨狩り用と贈答用に育てていますが、6日から7日にかけ、まとまった雨が降ったもののすでに肥大期は過ぎているため、雨が降っても今シーズンの小玉傾向は変わらないとのこと。

ただ、今回の雨で葉を枯らしてしまうハダニが流され、今後雨が続けば多少の肥大化と、涼しくなれば朝晩の寒暖差でさらに糖度が増すことが期待できるということです。

西尾園 西尾祥幸さん
「おいしいナシにはなると思うんですが、やはり重さや大きさがないとみなさんには喜ばれないので、なるべく大きいナシを作ろうと努力するんですが、なかなか天気が作用していないなと思います」

また、西尾園ではナシのほかに「砂丘らっきょう」も手掛けています。

ラッキョウは今まさに植え付けの時期で、砂地に畝を作るためには水が必要。
スプリンクラーやホースで水まきをしていますが、雨が降ってくれればその分助かると話します。

西尾園 西尾祥幸さん
「畝というか筋がつけられない。筋がつけられないと良いラッキョウができないので、雨を待っている状況でした。もう少し定期的に降ると僕らも作業がはかどるんですが、恵みの雨には間違いないと思います」

猛暑の中、1つ1つ植え付けていくのはかなりの重労働。
今後は気温も下がって欲しいと願っています。