県教育委員会は7日、県内の国公立中学校に通う中学3年生の進路希望状況の調査結果を公表しました。公立高校の進学を希望する生徒は初めて1万人を下回りました。

今年度、県内の国公立の中学校を卒業する予定の生徒は1万4590人で、そのうち公立高校への進学を希望したのは9795人でした。記録が残る1986年以降の調査で初めて1万人を下回りました。

一方、私立高校や高専などを希望したのは4062人とこれまでで最も多くなり、希望者の割合も全体の27.8パーセントと最高になりました。

県教委はこれらの調査結果などをもとに各高校の来年度の募集定員を決め10月上旬に公表する予定です。