青森ねぶた祭に合わせて青森県を訪れている「台湾の訪問団」が、県庁の宮下宗一郎 知事を訪ね、国際定期便が運行する両地域の交流を深めることを確認しました。

県庁の宮下知事を訪ねたのは、台湾の対日本窓口機関「台湾日本関係協会」の蘇嘉全 会長たちです。

今回の訪問団には、台湾の起業家も加わっていて弘前市では農家で民泊し、モモの収穫を体験したほか、6日の夜は青森ねぶた祭を観光しました。

懇談では、台湾側が観光や経済分野でのさらなる交流促進を期待するのに対し、宮下知事は、2024年に県内を訪れた台湾からの旅行者が過去最多の13万人に上ったことなどに触れ、10月に台湾を訪問する予定を伝えるとともに「青森と台湾の交流は大きな可能性を秘めている」との考えを示しました。

台湾日本関係協会 蘇嘉全 会長
「青森県の人情味があるところが好き。今回3回目の訪問ですが、とても気に入っています」

台湾の訪問団は7日、奥入瀬などの県内の観光地を巡り、仙台を経由して台湾へ帰る予定です。