6日から7日にかけ、山陰地方にようやく降った「恵みの雨」。
農家からはひとまず安堵の声が聞かれました。

松助 松岡政彰 代表取締役
「本当に恵みの雨。待ちに待っていた雨なので、みんな喜んでいる」

鳥取県伯耆町で、キャベツの周年栽培を行っている松岡さん。

今回の雨で、遅れていた作付け作業にようやく取りかかることができました。
しかし、これまでの雨不足はすでに植えられていたキャベツに想像以上に深刻な影響を与えています。

松助 松岡政彰 代表取締役
「草がいますごいんですけど、本来は草じゃなくて、キャベツの葉っぱで土が見えなくなるかならんかくらいまで大きくなっているのが普通」
「大きく全くならず植えたまんまですね」

こちらの畑にあるキャベツは9月の収穫を目指していたもの。
本来キャベツの葉が一面に広がっている時期にもかかわらず、畑はほぼ土が見えている状態に…。
収穫もほぼ無理だと話します。

松助 松岡政彰 代表取締役
「これがいま4万玉ある。多分全壊滅ですよね」
「もう1回植え直す」

これまでの雨不足で、いま収穫しているキャベツは小玉傾向が多いとのこと。
今後も程よい雨と適度な気温が望まれます。

松助 松岡政彰 代表取締役
「30度前後の気温でおさまって、夏と言えばの夕立みたいなのがあるといいなと感じる」