きょう8月7日は二十四節気の「立秋」で、暦の上では秋です。県本土を中心に暑さが和らぎましたが、あす8日にかけて大雨となるおそれがあります。

広い範囲で、くもりや雨の1日となった7日の鹿児島県内。いちき串木野市では風になびくススキに、青々とした栗が実りつつあり、秋の足音を感じさせる風景が見られました。

きょう7日の最高気温は、屋久島で34.1度、奄美市で33.8度まで上がった一方、霧島市で26.2度、鹿屋市で27.8度など、県本土の5つの地点で30度を下回りました。

鹿児島市でも33.3度の真夏日となったものの、きのう6日より3度ほど下がりました。

(東京から)「東京から来たが鹿児島の方が涼しい」

(子ども)「涼しい」

暑さが少し和らいだ一方、大雨に警戒が必要です。県内は前線の影響で大気の状態が不安定となり、薩摩地方を中心に今夜から発達した雨雲が流れ込む見込みです。

薩摩地方ではあす8日昼前にかけて、1時間に最大50ミリの非常に激しい雨が降るおそれがあります。あす8日夕方までの24時間に予想される雨量は180ミリで、あさって9日夕方までの24時間には120ミリの予想です。

その後も雨量は増えるおそれがあり、土砂災害に警戒が必要です。