公明党の斉藤代表はきょう、先の参議院選挙の公約で掲げた現金給付の実現に向けて、「自民党や野党と真摯に話し合っていく決意だ」と強調しました。

公明党の斉藤代表はきょう午前、国会内で開いた党の幹部会合であいさつし、参院選の公約として掲げた現金給付について「実現のために野党とも真摯に話し合っていく」と決意を示しました。

公明党 斉藤代表
「給付につきましては、公約実現のために私たち力を合わせて頑張っていきたい。そのためには自民党、そして野党の皆さんとも真摯に話し合っていかなければならないと決意しているところでございます」

また、参院選敗北の総括をめぐっては、地方組織へのヒアリングなどを踏まえて検証し、党運営の新たな方針を9月中にとりまとめる考えを示しました。

一方、核兵器の禁止をめぐっては、先の参院選で当選した参政党の議員の発言を念頭に、「核兵器の保有を容認する意見があるが、NPT=核兵器不拡散条約の否定であり、世界からの信任を失うという意味でも公明党は容認できない」と厳しく批判しました。