久しぶりのまとまった雨となりました。

山陰地方は6日夜から7日朝にかけ、局地的に激しい雨が降り、島根県には一時、
大雨や洪水の警報も出されました。

前線や湿った空気の影響で山陰地方は所によって1時間に40ミリを超える激しい雨が降りました。

7日午前10時までの24時間に降った雨の量は、島根県浜田市波佐で113ミリ、鳥取県若桜町で81ミリでなどとなっています。

島根県には、一時、大雨や洪水の警報も出されました。

久しぶりのまとまった雨に島根県雲南市の尾原ダムでは…

土江諒 記者
「こちらのダムでは、水に浸かっていた部分がしばらく見えていたんですが、あちら平地ですね、水溜まりのようなものが確認できます」

まとまった雨が降らなかったため、尾原ダムでは、7月から貯水率が下がり続けていましたが、7日午前8時時点の貯水率は23.7%と久しぶりに上昇に転じました。

国交省出雲河川事務所 尾原ダム管理支所 栂野秀明 支所長
「まとまった雨が降ったのが7月14日以来となりまして、それ以来(初めて)ダムの貯水率が増加した」

しかし、貯水率は依然低いレベルで、出雲河川事務所によりますと、"お盆頃に0%"という見通しは現在も変わっていないということです。

国交省出雲河川事務所 尾原ダム管理支所 栂野秀明 支所長
「斐伊川流域の皆様におかれましては、引き続き節水の方をよろしくお願いしたいと思います」

また、現在渇水調整が行われている県が管理する布部・山佐の2つのダムでも貯水率は上昇傾向ではありますが、県は引き続き節水を呼び掛けています。