6日午後、札幌市中央区のドラッグストアの駐車場に停まっていた乗用車が爆発し、男女2人がけがをした事故で、車の中にあった冷却スプレー缶からガスが漏れ、引火した可能性があることがわかりました。
爆発があったのは、札幌市中央区南8条西23丁目のドラッグストアの駐車場です。
6日午後1時すぎ、駐車していた乗用車の内部で爆発が起き、車に乗っていた49歳の男性が全身の痛みを訴えたほか、隣の車に乗っていた30代の女性も軽いけがをして病院で手当てを受けました。
消防によりますと、爆発は、車の中にあった冷却スプレーから何らかの原因でガスが漏れ、引火した可能性があるということです。
冷却スプレーは2本あり、このうち1本は1ミリほどの穴が空いていましたが、爆発の衝撃で割れた窓ガラスなどがスプレー缶にあたって、空いた穴とみられています
スプレー缶は、暑い車内に放置しておくとガスが膨張して破裂し、中の可燃性ガスが漏洩する可能性があるため、消防は取扱い方法に注意を呼びかけています。