新潟県内の雨のピークは過ぎたものの、佐渡市では降り始めから400ミリ近い雨を観測していて、夕方にかけて土砂災害などに厳重な警戒が必要です。

【記者リポート】「午前5時半すぎの佐渡市 羽茂です。大雨の影響で土砂崩れが起きていて道路がふさがれています。

佐渡市 羽茂では5日の降り始めから388ミリの雨が降っていて、観測史上最大となっています。

この影響で県道4か所で土砂崩れなどが起こり通行止めとなっています。

県内では6日、村上市や新発田市などに避難指示が発令されましたが、7日朝には解除され、

現在は佐渡市の羽茂、小木、赤泊地域で避難指示が継続しています。

【避難者は】「あまり寝られないというか、いいようにやってくれているんですけど、やっぱりうちと違うから。でもありがたいですよ」

交通機関にも影響が出ています。JRは北陸新幹線の長野ー金沢駅間の上下線で運転を見合わせ、

信越線や越後線なども始発から運転を見合わせました。

北陸新幹線と在来線の多くは正午ごろからの運転再開を予定しています。
新潟地方気象台は県内の雨のピークは過ぎたとみていますが、佐渡では7日夕方にかけて土砂災害に厳重に警戒し、下越では警戒するよう呼びかけています。