警察官の人材確保につなげようと大分県警察学校でオープンキャンパスが行われ、参加者が熱心に耳を傾けていました。
警察官の仕事を身近に感じてもらおうと県警察学校では毎年、夏と冬の2回オープンキャンパスを開催しています。

6日は高校生や大学生など53人が参加し、音楽隊の演奏を聞いたり、実際に横倒しにされた白バイを起こし、重さを感じたりして警察の仕事に触れました。また、鑑識の体験では参加者が缶についた指紋を粉を使って採取し、証拠集めの地道な作業を学んでいました。

(参加者)「直接人のためになるような仕事をしたいなと思っていたので、警察官になって、地域の人と関われたら良いなと思います」「将来どういうことをしたいかというのを今回のオープンキャンパスを通して、決めていきたいなと思います」
(県警察学校・河野豊秀副校長)「県民を守りたいという気持ちのある人がどんどん入校して、私たちと一緒に仕事ができる日を楽しみにしています」
県警によりますと、警察官の受験者数は10年前に比べ7割減少しているということです。